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猫の心房中隔欠損症(ASD)
◽️概要 今回は、聴診をきっかけに詳しい検査を行い、心房中隔欠損症(Atrial Septal Defect:ASD)と診断した猫ちゃんの症例をご紹介します。 ◽️心房中隔欠損症(ASD)について 心房中隔欠損症とは、左右の心房を隔てる壁(心房中隔)に生まれつき穴が開いている先天性心疾患です。 通常は左心房の圧力が右心房より高いため、穴を通じて左心房から右心房へ血液が流れ込みます。その結果、右心房や右心室に負担がかかり、進行すると右心不全や肺高血圧症を引き起こすことがあります。 一方で、欠損孔が小さい場合には無症状のまま経過することもあり、健康診断や心雑音をきっかけに偶然発見されるケースもあります。 ◽️検査 心房中隔欠損症の診断には、心エコー検査が最も重要です。 今回の症例では、Bモード検査で心房中隔の欠損を確認し、カラードプラ検査では欠損部を通過する血流(シャント血流)を確認しました。 また、右心系への負担の程度や肺高血圧症の有無、他の先天性心疾患が併発していないかについてもあわせて評価しました。 ◽️治療 治療は、欠損孔の大きさや心臓への

平和の森AnimalClinic
8 時間前読了時間: 3分
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