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オカメインコの金属中毒
◽️概要 今回は、下痢を主訴に来院されたオカメインコさんの症例をご紹介します。 検査の結果、金属中毒が疑われる所見が認められたため、注射薬と内服薬による治療を行いました。 ◽️金属中毒とは? 鳥類はくちばしを使ってさまざまなものをかじる習性があります。 そのため、ケージやおもちゃ、鈴、金属製の留め具などに含まれる金属をかじったり、誤って飲み込んだりすることで、金属中毒を起こすことがあります。 特に鉛や亜鉛などの金属は、体内に吸収されるとさまざまな臓器に影響を与える可能性があります。 ◽️金属中毒でみられる症状 症状は摂取した金属の種類や量によって異なりますが、 - 食欲低下 - 元気消失 - 嘔吐・吐き戻し - 下痢 - 水を飲む量や尿量の変化 - 便の色や性状の変化 - ふらつき - 神経症状 - 体重減少 などがみられることがあります。 症状が進行してから発見されることもあるため、普段と違う様子がみられた場合には早めの受診が大切です。 ◽️検査 金属中毒が疑われる場合には、身体検査に加えて血液検査やレントゲン検査などを行います。...

平和の森AnimalClinic
9月6日読了時間: 3分


猫の心房中隔欠損症(ASD)
◽️概要 今回は、聴診をきっかけに詳しい検査を行い、心房中隔欠損症(Atrial Septal Defect:ASD)と診断した猫ちゃんの症例をご紹介します。 ◽️心房中隔欠損症(ASD)について 心房中隔欠損症とは、左右の心房を隔てる壁(心房中隔)に生まれつき穴が開いている先天性心疾患です。 通常は左心房の圧力が右心房より高いため、穴を通じて左心房から右心房へ血液が流れ込みます。その結果、右心房や右心室に負担がかかり、進行すると右心不全や肺高血圧症を引き起こすことがあります。 一方で、欠損孔が小さい場合には無症状のまま経過することもあり、健康診断や心雑音をきっかけに偶然発見されるケースもあります。 ◽️検査 心房中隔欠損症の診断には、心エコー検査が最も重要です。 今回の症例では、Bモード検査で心房中隔の欠損を確認し、カラードプラ検査では欠損部を通過する血流(シャント血流)を確認しました。 また、右心系への負担の程度や肺高血圧症の有無、他の先天性心疾患が併発していないかについてもあわせて評価しました。 ◽️治療 治療は、欠損孔の大きさや心臓への

平和の森AnimalClinic
7月27日読了時間: 3分
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