ウサギの臼歯過長(不正咬合)
- 平和の森AnimalClinic
- 2024年11月25日
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今回はウサギさんの臼歯(奥歯)の過長の紹介となります。
「牧草の食べが8割ほどになった」とのことで、健診に来られました。
身体検査で、臼歯の過長が認めらました。
健康診断で、血液検査などに異常がなっかったため、麻酔をかけて臼歯のカットを行いました。
麻酔下で臼歯を確認していきます。
伸びて、尖っているのがわかります。

尖っている部分を切ってみると、歯のあたっていた頬粘膜が潰瘍になっていました。

下の歯に過長はなく、舌にあたることなく綺麗でした。

処置後は、痛み止めと胃腸薬を飲んで経過を見ていきます。
今後も伸びてくる可能性が高く、定期健診が重要となります。
うさぎさんの場合、早期発見・早期治療が、その後の回復に大きく影響します。
気になる様子がありましたら、お早めにご相談ください。