フェレットの歯石除去・抜歯(歯周病)
- 平和の森AnimalClinic
- 3月26日
- 読了時間: 1分
更新日:3月30日
今回はフェレットさんの歯石除去(スケーリング)・抜歯を行いました。
4歳のフェレットさんの予防診療の際に「歯の汚れ、歯茎の赤い腫れ」を発見しました。
飼い主さんと麻酔リスクについてご相談後に、全身麻酔下での歯石除去を行いました。
また、術前にはレントゲン検査や血液検査などの健康診断を行いました。
麻酔下で歯の歯石除去をしていくと、臼歯に動揺が認められ、すでに重度の歯周病になっていることがわかりました。

そのため、急遽、動揺の認めらた歯の抜歯を行いました。


麻酔からの覚醒も良好でした。

処置後は、1週間、抗生剤と消炎剤を飲んでいただきました。
1週間後には、歯を抜いた部位の歯茎もきれいになりました。

フェレットさんの高齢になると歯周病が多くなりますので、抜歯が必要になる前に歯石除去などの予防が重要となります。
フェレットさんの口が気に場合には、はやめにご相談ください。