高齢犬の重度歯石・抜歯
- 平和の森AnimalClinic
- 2024年11月10日
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今回はわんちゃんの重度の歯石と抜歯処置のご紹介となります。
『12歳のわんちゃんの、口の臭い・歯石が気になる』とのことで来院されました。
お口の中を確認すると、重度の歯石とぐらついている歯もありました。
今後、痛みや出血、歯根膿瘍などのリスクが高いことから、歯石除去と抜歯を提案させていただきました。
全身麻酔への同意がいただけたため、歯石の除去と抜歯を行いました。
麻酔後に歯と歯茎の検査やレントゲン検査を行い、今後、歯根膿瘍となるリスクの高い歯を見極めていきます。
また、高齢のため、麻酔にも注意して行っていきます。
すでに歯根が顎の骨を溶かし始めている歯が多く、抜く歯が多くありました。
高齢になってからの麻酔はリスクが上がります。
また、歯石が悪化してしまうと、抜歯をする必要が出てきてしまいます。
若いうちから、歯磨きや定期的な歯石除去によりお口の健康を意識してみてください。