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ウサギの子宮内膜静脈瘤による血尿
◽️概要 今回は、血尿を主訴に来院された推定3〜4歳のウサギさんの症例をご紹介します。 当初は膀胱炎も疑い内科治療を行いましたが、血尿の改善が乏しかったため、子宮からの出血を考えて卵巣子宮摘出術を実施しました。病理検査の結果、摘出した子宮から出血を伴う子宮内膜静脈瘤が確認されました。 ◽️ウサギの血尿について ウサギでは、尿が赤く見える「血尿」の原因として、膀胱炎や尿石症などの尿路疾患がよく知られています。 しかし、メスのウサギでは、子宮から出血した血液が尿に混じることで、血尿のように見えている場合があります。 特に中高齢の未避妊のメスでは、子宮にさまざまな病気が発生する可能性があるため、膀胱などの尿路だけでなく、子宮も含めて原因を調べることが重要です。 ◽️今回の症例 血尿がみられるとのことで来院されました。 まずは膀胱炎などの尿路疾患を疑い、画像検査を行ったうえで治療を開始しました。 しかし、治療を続けても血尿の改善が乏しく、膀胱炎だけでは症状を十分に説明できない可能性が考えられました。 そこで、子宮からの出血の可能性も考慮し、飼い主様とご相

平和の森AnimalClinic
8月29日読了時間: 3分


中高齢ウサギの子宮腺癌の摘出
◽️概要 今回は、健康診断で来院された7歳11か月齢のウサギさんの症例をご紹介します。 診察時の腹部触診で腹腔内に異常を認め、画像検査を実施したところ子宮の腫大が確認されました。飼い主様とご相談のうえ外科的摘出(卵巣子宮摘出術)を行い、病理検査の結果、「子宮内膜腺癌(子宮腺癌)」と診断されました。 ◽️ウサギの子宮内膜腺癌について 子宮内膜腺癌(子宮腺癌)は、ウサギの未避妊メスで比較的多くみられる腫瘍です。 特に中高齢になるにつれて発生リスクが高まることが知られており、初期には目立った症状がほとんどないことも少なくありません。 進行すると、 - 陰部からの出血 - 血尿のように見える症状 - 食欲低下 - 元気消失 - 貧血 - 肺への転移 などがみられることがあります。 根本的な治療は、子宮と卵巣を摘出する子宮卵巣摘出術(避妊手術)**です。 ◽️今回の症例について 今回の症例では、陰部出血や食欲低下などの明らかな症状は認められておらず、健康診断時の腹部触診が発見のきっかけとなりました。 さらに画像検査を行ったところ、子宮の腫大が認められ、子宮

平和の森AnimalClinic
8月29日読了時間: 2分


ウサギの卵巣子宮摘出
今回は、 ウサギさんの卵巣子宮摘出術(避妊手術) についてご紹介させていただきます。 5歳のウサギさんで、身体検査で子宮の異常が見つかり、手術を提案させていだき、卵巣子宮摘出術を行いました。 実際の子宮はかなり腫れており、病理検査にて詳しく調べることとしました。 結果は「...

平和の森AnimalClinic
2024年8月29日読了時間: 1分


うさぎの鼻涙管閉塞
今回は4才のウサギさんが「涙目、涙で毛が濡れている」とのご相談で来院されました。 涙目は眼自体に問題が起きている場合や涙の排泄の経路(鼻涙管)に問題が起きている可能性が高いです。 鼻涙管は下瞼の穴から、上の歯の近くを通り、鼻の中へと繋がっており、余分な涙を排泄しています。...

平和の森AnimalClinic
2024年2月11日読了時間: 2分
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